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玉村豊男さんのヴィラデストへ

9月2度目の三連休,やっと台風一過のさわやかな天気になりました。
久しぶりに遠出することにしました。
今年は余震を気にして山登りは自粛しているのですが,山が恋しい気持ちが募り,ちょいと長野まで。
といっても,目指すは玉村豊男さんがオーナーをつとめるカフェレストラン,ヴィラデストです。

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上信越道の東部湯の丸ICで下り,美しい山並みを見ながら走ると,ほどなくヴィラデストに到着。
みれば,他県ナンバーのクルマがちらほら。
外に出た瞬間,高原のさわやかな風が吹き抜けていきます。
気持ちいい~。

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山並みを望む素晴らしいロケーションにあります。
何度でも言いますが,とにかく風が気持ちいい。

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ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナリーは,ここで栽培した野菜を使った料理を囲み,自家製ワインを飲みながら楽しい時間を過ごせるカフェレストランです。

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ガーデンファームは自由に歩くことができ,ところどころベンチでくつろぐこともできます。
ほのかな香りが漂うラベンダー畑の向こうには,たおやかな山並みが連なっています。
ああ,いいところだなあ~

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カフェランチをいただきます。
玉村さんその人が受付に立っておられたのはびっくり!

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採れたばかりの野菜をふんだんに使ったおいしいランチ。
カボチャのスープがめちゃくちゃおいしい。
これで牧場をつくって牛や豚を飼ったら,完璧に地産地消です。
クルマのためワインはご法度なので,リンゴジュースをいただきました。

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玉村さんは本当に多彩な方で,絵の腕前もプロ級(てか,プロの画家でもあります)。
ヨーロッパの街並みやお花を描いた絵が飾ってあります。
部屋の一角には,蔵書の一部を好きに持ってっていいよというコーナーもありました。
いろいろな分野の著書があって,読書家ですね。

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ヴィラデストで気持ちのいい時間を過ごした後,今度は生チーズのお店へ。
「アトリエ・ド・フロマージュ」です。
まるでフランスかイタリアの田園に来たかのような雰囲気です。

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店内には出来上がったばかりの生チーズがずらり。

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焼きチーズケーキがこれまたおいしかった。

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日差しが強く,窓の建具を通して眺める山々が,まるで額縁の中の名画のようです。

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お店の前には気持ちのよいテラスがあって,目の前にはぶどう畑が広がっています。

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中を覗くと,ふさふさとしたぶどうが収穫を待っておりました。

帰りは,横川で峠の釜飯を食べてきました。おそらく10年越の釜飯で,これまたおいしかった。

久々にリラックスできたなあ。

さて,今度の週末はまた,被災地にボランティアに行ってまいります。
今度は三陸は気仙沼の大島というところです。
天気予報では雨みたいですが,がんばってきます。
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テーマ : ちょっとおでかけ
ジャンル : 旅行

災害ボランティアに行ってきました

9月17~19日の三連休を利用して、東北の被災地へのボランティアツアーに参加してきました。

今回の行き先は、石巻の先の、太平洋に突き出した牡鹿半島の突端に近い、「十八成浜」です。
くぐなりはま、と読みます。
夜行バスで大宮を出発し、夜明けに仙台を過ぎ、途中のパーキングエリアで作業着と安全長靴に着替え、高速を降りて石巻市街に入ると、新聞やテレビで何度も見た光景が目に入ってきます。
あまりのすごさに、車中のみんな沈黙。。。
食い入るように外を見ています。

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「すごい」という一言すら、出てきません。

ガレキは、一見だいぶ片づけられてはいるのですが、そこでピタッと止まっていて、「再出発」という雰囲気が伝わってきません。バスで見た限り、補修するなり建て替えるなりして営業を再開した店舗はまだ少数でした。

バスは石巻市街を抜けて牡鹿半島に入り、リアス式海岸に沿ってアップダウンを繰り返し、途中、壊滅的な被害を受けた漁港をいくつか通りながら、鮎川という集落まで来ました。
youtubeでは、鮎川に津波が押し寄せた時の様子を見ることができます。



映像の中で、ENEOSのスタンドが見えましたが、その前の空き地が駐車場になっていて、バスはそこに停まりました。

近くに公民館があって、地域の人たちやボランティアたちの拠点になっています。
ボランティアのバスは3台、プラス川崎市の医師・歯科医師団など、総勢150人くらいでしょうか。

協議の結果、私たちの作業場所は、鮎川の先の、十八成浜に決まりました。
グーグルアースでは、4月ごろの画像を見ることができます。

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とても大津波の被害を受けたとは考えられないくらい、美しい海岸の風光明美なところです。
しかし、こちらもyoutubeで見れますが、大地震直後は、このような状態でした。



美しかった海岸は、現在はこのとおり。

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砂浜が液状化して、トイレがひっくりかえっています。
防波堤も壊れて散乱しているし。

そして、陸に目を向ければ、目に入ってくるのは、1階部分がまるでピロティのようになった住宅、まるごと流されて土台しか残っていない住宅など。。。
道路のセンターラインがない部分は、通れるように補修したところです。
電気は復旧していますが、折れ曲がった電柱のポールなどがいたるところに置かれたままになっています。
ところどころ漁船も転がっているし。

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私たちの作業場は、海岸と道路にはさまれた田んぼでした。

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以前に何度かボランティアが入っていて、ある程度作業が進んでいるのですが、まだ雑草の中にいろいろなものが散乱していて、それをひたすら拾い集めて分別していきます。

田んぼって、たった半年でこんなに雑草で埋め尽くされてしまうんだ。

草を刈るにも、根の力がとにかく強い。スコップで掘ったくらいではなかなか抜けない。
場所によっては、1mを超える雑草がびっしり生い茂っていて、みんなあきれて、「これは雑草とは言わないよね~」

手の付いていない奥のほうには、背丈ほどの雑草の中に、木造住宅の屋根やら梁・柱やら冷蔵庫やら風呂釜やらといった重量級が転がっていました。
軽量級では、障子の桟、神棚の残骸、雨戸と思しき板など。
どこからか流れてきたお宅の残骸ですね。
それから、酒のとっくりや梅酒のピン、茶碗やマグカップ、ぬいぐるみ。英語の試験の答案まで出てきたそうです。
あまりにもリアルで、これで写真でも出てこようものなら、一体どんな思いになることか。
被災地で被災者のアルバムや写真などを丁寧に拾っては、お戻ししているNPOや自衛隊の人たちの気持ちがやっとわかりました。

そして、雑草の中に横たわる何艘かの漁船。。。
もちろん、ボランティアでは無理だけど、あの漁船は一体どうやって運び出すのだろう?


それにしても、暑い!
この日は石巻で32.9℃まで上がったそうです。
こまめに水分をとって休憩しないと、熱中症寸前!

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ひたすらガレキを拾い集め、運んで分別していきます。
ガレキの山がみるみる高くなっていきます。

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最初見たときは、これほどのガレキが埋まっているとは、想像もできませんでした。
下の写真では、地元のボランティアの方たちが、5人がかりで大型冷蔵庫を運んできました。

お弁当を食べた後、もうひとがんばりして、ツアー組は午後2時過ぎに作業を終えました。
大した時間でもないのに、すごい消耗です。
これを数日間続けるのは、軟弱な一般人にはかなり堪えます。

真夏の炎天下、ひたすらガレキの処理を続けた方たちに、心の底から敬意を表したくなりました。



やっぱり、実際に現地に立って多少とも関わってみなければ、わからないことが多々あると思いました。

まずは、ガレキ処理の大変さ。
被災地を遠くで見ている人たちは、もう半年経っているというのに、ガレキ処理のスピードが遅いとか、復興復旧のスピードが遅いとか、はがゆく思うかもしれません。
わたしだってそうでしたから。
でも、たったこれだけの作業をしただけで、ガレキ処理がいかに大変なことか、身をもって思い知りました。150人でこんだけがんばって、面積にして何haくらいでしょうか(数字を聞いたらがっかりしちゃうから、聞きたくない。。。)

たった半年間でこれだけの地域の大量のガレキを処理してきたこと自体、ものすごいことなんですね!

次に、ガレキの重さ。
柱や梁に使われる材は、めちゃくちゃ重いです。
(あたりまえやん)
けど、その重さを身をもって感じることができた。

木造住宅が倒壊して、中に取り残された方を助けなきゃ、という場合。
被災地を遠くで見ている人たちは、しょせん木造なんだから、みんな集まって力を合わせれば、つぶれた家の梁や小屋組をどかして助けるくらい、やればできるんやないか、と思うかもしれません。
でも、そんなに甘いわけない。
ちょっとやそっとじゃ、びくともしないと思う。
それに、たくさんのクギが出ているし。


そして、みんなで作業すること。
一人では本当に何もできない。
一人では、びくともしなかった大物も、みんなで力を合わせて、運び出すことができた。
力を合わせるってことは、すごいことなんですね。
(あたりまえやん)


考えてみると、今回感じたことは、みんな「あたりまえ」のことばかりです。
けど、あたりまえのことを実感するということが、どれだけ大事かも、骨身に染みてわかりました。

「情報」として知っているだけなのと、それを身をもって実感することとの落差は、とてつもなく大きいと感じました。

まさに、百聞は一見に如かず、なんですね。

2泊3日(車中1泊)のツアーで、作業時間はせいぜい5時間くらい。
ボランティアとして少しは被災地に貢献できたなんてまったく思わないし(むしろ、クソの役にも立たなかったという思いだし)、それよりむしろ、自分のバカさ加減に気づかされたことが一番の収穫だったのかな、と思います。

今回の田んぼにしたって、海水をかぶっているから塩分を抜くのに数年はかかります。
漁船をどかして、表土の入れ替えもしなくてはなりません。
いったいいつになったら稲作が再開できるのか。。。
それでも、復旧・復興の第一歩は、まずはガレキ処理から、なんですね!


東北はこれから、短い秋を経て冬へと向かいます。
11月になれば雪が舞い、12月になればガレキは雪に埋まってしまう。

機会があれば、秋のうちにもう一度、行きたいと思っています。

テーマ : 伝えたいこと
ジャンル : ブログ

災害ボランティアのテントが並ぶ風景

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3・11の大震災から半年、早いものです。
テレビの大震災関連の特番を見てましたが、ただ仮設住宅を建て、ガレキを片付けてるだけで、なかなか進まない復興・復旧に、この先いったいどうなるんだろうと不安を覚えるばかり。

震災当時から、石巻専修大学のグラウンドには、ボランティアの方たちの色とりどりのテントが並んでいました。
石巻災害ボランティアセンターによると、テントは今月いっぱいで撤収される、とのことです。
ボランティアの数も、このまま減っていってしまうのか。。。

生活のメドがまったく経っていないのに、避難所も閉鎖されていく。
被災者の皆さん、これからどうすればいいんだろう。

私も今度の週末、石巻までボランティアに行ってまいります!
テントではなく、ツアーバスでの参加です。
現時点では、個人ないし少人数で参加するより、ツアー単位のほうが、受け入れ側でも調整が効きやすいみたいですね。

写真は、下記サイトからお借りしました。
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/o-bear/diary/listDaily/20110427/

いい国つくろう,何度でも?

9月2日の朝,金曜日だった。
駅のキオスクでは普段朝日新聞を買っているが,その日は毎日新聞を買った。
車内でめくっていて,真ん中のページをあけた瞬間,あれれれれと思った。
な,なんだろう,これは?
  
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自民党の石破さんのコメントじゃないけど,「あっとびっくり,マジっすか,みたいな」

ブログだとよくわかりませんが,実際に新聞を開くと,その迫力に圧倒される。
新聞の見開きって,けっこうな大きさがあるし,そのすべてを使ってマッカーサーが登場する。
いや,マッカーサー以上に,古ぼけた機体の双発機がやたらデカくみえる。
(実際にはデカく見えているだけなのだが)
この見開き写真を見る限り,このデカい機体は戦勝国のアメリカそのものであり,そこから占領国総司令官であるマッカーサーが下りてくるという構図は,日本にとって屈辱以外の何物でもないはず。

とにかくデカい。
文字はといえば,宝島社の社名と住所が右下に小さく出ているだけ。左下には,もっと小さく,
With the permittion of the General Douglas MacArther Foundation,Newfork,Virginia
と出ているだけ。
これがすべて。

折りしも,ノダ新政権が誕生しようというタイミングでの掲載。
誰しも,いろいろ考えてしまうに違いない。
なんでこんなことしたんだろう。
不思議だなあ。

いろいろ政治的な意味づけやら解釈やらをできなくはないとは思う。
失われた20年と超円高と超高齢化と超財政赤字,そこに大震災まで加わった今の超デフレに沈む日本を,第二の敗戦と解釈し,このような広告につながった,という見方もネットに出ていた。

なるほど,そうかもしれん。
でも,宝島社という出版社,わたしもいろいろ本を買ったことありますが,真面目か不真面目かと聞かれれば,どちらかといえば後者に分類される出版社(?)だし。。。
そんなにきちんと考えてやったことじゃないように思える。

その意外性で,見る者の心に何らかの強烈なインパクトを与えたい。
何を感じ,何を考えるかは人それぞれでOK。

ただ,それだったら,写真だけで十分なはず。
「いい国つくろう,何度でも」という変にもったいぶったコピーは一体何?

新聞という社会の公器を使って変な謎掛けすんじゃねえよ,とでも言いたくなるよね。

でも,写真だけじゃ広告にならないからってんで,後付けでこじつけたコピーかもしれない。

ところで,新聞の全面広告ってかなり高いはず。
でもって,毎日新聞の広告料金表をネットで見てみたが,どうも,全面広告に当たる料金は出ていないみたい。
ってことは,料金表には載っていない特別ページの特別料金ってことですか?
いくら不況とはいえ,見開き2ページなら,毎日新聞1社で軽く1000万円は超えているでしょう。

それだけのカネを支払って,宝島社は何をしたかったのか?

たぶん,年に一度くらい,社内でアイディアを募って,商品広告とは別に全面広告を打っているのだろう。
社長さんが,そういうことが好きな方なのかもしれない。

あるいは,老若男女に「宝島社って一体何よ?」と思わせる,計算されつくした高度なマーケティング戦略の一種なのかもしれない。

ま,こういう宝島社さんだから出せる本,ていうのもたくさんあるわけで。

最近では,別冊宝島「日本を脅かす! 原発の深い闇」を買って読んだ。

すべてフリーライターによる執筆で,フリーライターならではのうさんくささも感じるが,逆にフリーライターならではのツッコミもあって,貴重な情報もいろいろ書かれていた。日本の原発の闇を暴く上で,宝島社さんは貴重な存在だから,これからもじゃんじゃん作ってください,という落ちにもならない話なのであった。

それにしても,ノダさんは新聞見て,さぞびっくりしただろうなあ。
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Author:fabio777
古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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