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海野宿-卯建と格子と気抜きと。。。

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北国街道は、追分宿で中山道と分かれ、小諸、海野、上田、戸倉、善光寺を経て越後、越中、越前へと続きます。佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代、善光寺への参詣などでにぎわっていたそうです。それにしても、本当に徒歩で移動していたのかと思いたくなる、壮大な道のりです。海野宿は寛永2年(1625年)に宿駅として開かれ、本陣として、伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と非常に大きい宿でしたが、明治以後は養蚕農家への転進を図りました。

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とにかく壮観で、驚きました。
海野の建築を規定する3点セット、「卯建」、「海野格子」、そして「気抜き」のすべてを揃えた民家。
棟に沿った「本卯建」は、妻壁を一段高くして、防火壁としての機能を持たせています。「袖卯建」は装飾性が高く明治時代のものが多いとか。
「海野格子」は、長短の格子を組み合わせた独特のもので、近くで見るとなかなか味があります。
「気抜き」は大屋根の上に設けられた越屋根のことで、明治以後、養蚕に転業してから設けられました。
それにしても、この民家の卯建はすごいの一言。岐阜の美濃で見た卯建もすごかったですが。。。 

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海野宿は北国街道の中でも当時の様子を今のままに伝える貴重な歴史的遺産で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。片側には清流が流れている。駐車場も完備され、クルマがむやみに入ってこれないようにしているのもgood。   

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美しい格子。日照調整と視線防御という機能も果たす、素晴らしい和の仕掛けです。単純だけれど、実に深く考えられているのだな、と感心してしまいます。下の写真では、2階の格子は長短の線材を交互に組み合わせる「海野格子」を見ることが出来ます。2階なので人の目を気にすることがないため、日射量を増やそうと考えたのでしょうか。

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旧本陣の長屋門。門の奥には美しい庭園が垣間見えます。

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土蔵をしたがえた民家。商家でしょうか。

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茅葺屋根に鋼板を葺いた民家もありましたが、ほとんどの民家は瓦葺に変更されています。奥の家(シートがかけられている)は全面リニューアル中で、柱・梁・屋根以外はすべて取り払われていました。

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大きな気抜きを設けた民家。


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テーマ : レトロを巡る旅
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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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