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大宰府の九州国立博物館

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2004年、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館に次いで4番目の国立博物館が九州の大宰府市にオープンしました。九州国立博物館。建築家 菊竹清訓大先生の設計で、太宰府天満宮と隣接して建てられています。菊竹先生は、この大宰府の生まれだったのですね。
この九州国立博物館の完成予想図を目にしたとき、正直驚きました。巨大な大屋根を架けたガラス張りの建物で、まるでプールか空港ターミナルのように見えたからです。国立国会図書館関西館、仙台メディアテーク、国立新美術館。。。公共建築でも建築家の取組み次第でこれほどまで変われるものなのですね。

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大宰府へは、天神から西鉄大牟田線に乗り、乗換えを含めて30分弱でしょうか。駅を下りると、太宰府天満宮への参道が駅前から続いていて、道の両側に土産物屋がぎっしり並んでいます。5分ほど歩くと、大宰府天満宮です。参拝を済ませた後、おみくじを引き、そして九州国立博物館へ。
天満宮の右側には小さな遊園地があり、その先に博物館へと上がるエスカレータの入口があります(博物館は斜面の上のほうにあります)。したがって、太宰府天満宮を参拝した後、美術館の全景をほとんど目にすることなくエスカレーターで機械的に運ばれてしまう動線になっていて、入口の手前まで上がって初めて、美術館とご対面します。私は博物館の全景が見たかったので、エスカレータは使わず、裏手に回って徒歩で上がりました(大した坂でもないので)。
下から見上げると、大屋根のブルーが青空とシンクロして見えます。最初は、ずいぶんどぎついブルーだと思いましたが、現地で見ると、不思議と周囲の景観と調和して見えます。この大屋根のなだらかなラインは、周囲の山々に溶け込ませることも意図していたのでしょう。
そして、到着。大きさに圧倒されます。持っていたデジカメで全景は撮れませんでした。サッカー場がすっぽり入ってしまうほどの大きさなのですから、無理もありません。
冒頭の写真は、博物館のHPからお借りしたものです。

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内部に足を踏み入れた瞬間、そこは大きなアトリウム。チケットを購入して右側に進むと、3・4階の展示室へと向かうエスカレーターがあり、全面ガラス張りの妻面に沿って上がっていきます。このガラス壁はダブルスキン構造で、内部には冷媒が循環していて、ところどころ換気スリットが設けられています。一年を通じて一定の温湿度を維持できるように、機械設備だけでなく建築的な工夫が随所に施されています。

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九州国立博物館の内装は、木がふんだんに使われています。天井には間伐材が一定ピッチで配され、行灯のようなガラス内壁の上部には集成材の太い架構が組まれています。そして、展示空間も床・壁・天井が木という徹底ぶり。ちなみに、お手洗いも木の内装で、とても美しい(写真を撮りたかったのですが、ひっきりなしに人が出入りしていて撮れませんでした)

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階段の途中からホールを見下ろしたところ。ホールに展示されている巨大な博多祇園山笠の頂部が映っています。こんなに大きなオブジェが街中をねり歩く様は、さぞ勇壮なことでしょう。

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階段の途中から3階の展示室入口を見上げたところです。4階が常設展、3階が特別展でした。

「アジアと日本の交流」というテーマで構成されているので、その方面に興味のある方は、ぜひ一度、訪れてみることをお奨めします。



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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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