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北岳 (大樺沢コース)

10月4~5日、北岳に登ってきました。昨年の草すべリコースに続き、今年は大樺沢コースを登ります。標高3150mは国内第二位の高さですが、難易度はそれほどでもなく、普通に登れます。なんといっても山頂からの景色は格別です。また、富士山の高さを改めて実感できる山でもあります。

新宿から夜行で甲府駅に。バス停のベンチで野宿していると、やがて4:00発のバスがやってきます。どうせ登山者用だろ、ということでサスペンションのへたった山梨交通のボロバスに揺られること2時間、芦安を経て広河原に到着です。広河原では、北沢峠に向かうバスに乗り換えるグループと、北岳や鳳凰三山に向かうグループに分かれます。すっかり夜が明け、快晴。いい登山が出来そうですが、もう10月、肌寒さを感じます。大樺沢から北岳山荘前に幕営し、明日、山頂を目指します。

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大樺沢コースは、前半はいかにも南アルプスという風情の沢沿いの道をのんびり歩きますが、二俣で草すべりコースと分かれると、一気に傾斜がきつくなります。大きい雪渓も残っています。北岳は標高が高すぎ、紅葉を楽しめるのはこれくらいの高さまでです。

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これが大樺沢の右側にそびえる北岳バットレスです。この上まで登ります。クライマーが岸壁に張り付いていますが、落石が多く危険なので、のんびり見物している暇はありません。先を急ぎたいところなのですが、ここから八本歯のコルまでがけっこうきつく、なかなか急げません。特に稜線直下はこれでもかとハシゴが続き、げんなりします。特に危険ではありませんが、新しくつけ替えられた木製ハシゴは、雨中の下山時に滑りそうで注意が必要です。

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やっとのことで八本歯のコルに到着です。時計を見ると、標準タイムギリギリです。

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けっこうな高さを登ってきたことは、富士山の位置からもわかります。

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しかし、国内第二位の高峰はそう甘くはなく、これから山頂まではまだ数百メートルの標高差があります。幕営装備を背負ってこれから山頂を目指す元気はありません。トラバース道を通って、北岳山荘への道をたどることにします。

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トラバース道は、北岳山頂を巻くようにして、山腹を下りながら間の岳方面に向かいます。傾斜はきついのですが、鎖がついていて危険はありません。下方に北岳山荘が見えています。黒川紀章さんの設計で、山小屋としては洒落たデザインですね。

山荘到着は3時。受付を済ませ、一等地にテントを張ると、もうすることはありません。昼寝をするうち夜が更け、食堂で山荘泊のみなさんと一緒に、なごやかに夕食をとります(幕営のくせに反則)。外に出ると一気に冷え込んでいます。今晩は寒そうだな。シュラーフにくるまり、ブルブルふるえながら一夜を過ごしました。いつものことながら、星空がとてもきれいでした。数え切れない星が宝石のように輝く様子は、とても言葉では言い表せません。

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さて、翌朝は大失敗をやらかしました。寒さでほとんど眠れず、少しウトウトして目が醒め、テントから外を覗いたら、すでにモルゲンロートの真っ最中。三脚を立てるヒマもなく、あわてて写真を撮りましたが、手振れでボケボケに。。。ちょっとがっかりです。でも、一面の雲海の上に朝日と富士山が浮かび上がる、すばらしい眺めでした。山頂に上がれば360度の展望が得られますが、山荘から少し上に上がっただけで、いい写真の撮れそうなスポットがありました。

朝食をとり、テントを撤収し、出発です。山頂まで山荘から標高差300m、1時間の道のりです。前夜は夜行+野宿でしたが、テントで足を伸ばして寝たせいか疲れも取れ、快調に登ります。頂上直下でやや危険な箇所がある以外は、こんなものかという感じで、山頂に到着です。

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さすがに眺めは最高です。登ってきた道を振り返ったところです。さあ写真を撮りまくろうと思った瞬間、無情にもデジカメのバッテリーが切れました。いい登山が出来た反面、朝寝坊といいバッテリーといい、何かしら失敗をやらかすものです。

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山々の連なりの向こうに富士山が浮かんでいます。水墨画が描き出す幽玄の世界といった雰囲気でしょうか。

30分ほど絶景を愉しんだ後、草すべりコースから広河原に向けて下山します。途中、北岳肩の小屋でいただいたホットコーヒーが美味しかった。クルマの人は、市営芦安駐車場から少し下ると芦安温泉があります。近くには桃の木温泉などもあり、次回は寄ってみたいですね。
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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