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西穂高岳 (上高地ルート)

10月11~12日、西穂高岳に登って来ました。
10日(金)の夜、新宿駅発の夜行快速「ムーンライト信州」の切符は、折からの三連休のため満席で、仕方なく11日(土)朝7:00発の「あずさ」に乗ることに。家を早く出て6:30に新宿駅のホームに着くと、自由席ホームにはすでに長蛇の列…。唖然としましたが、ほとんど最後の座席にかろうじて座ることができ、ほっとしました。
お弁当を食べながら、笠が岳に向かうという中年女性としゃべっているうち、あっという間に松本に到着。女性と挨拶を交わし、松本電鉄に乗り換え、新島々へ。新島々でシャトルバスに乗り換え、上高地を目指します。いつものことながら、アプローチはけっこうな距離感がありますが、この距離感こそ、さあこれから北アルプスに登るんだという期待感をいやがおうにも高めてくれます。ですが、横尾まであと3時間、涸沢まで6時間というのは、もうちょっと近くてもいいじゃんと思ってしまいます。

上高地に到着しました。すごい人です。さっさと登山計画書を提出し、レストランで遅い朝食を済ませると、河童橋へ。今日は川沿いの道を横尾に向かうのではなく、河童橋を渡ってウェストン碑のほうに向かいます。

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上高地の風景はいつ見ても美しいですね。奥に前穂高岳の姿が見えます。近くには日本アルプスの父と呼ばれるウェストン卿の碑が立っています。

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やがて西穂高岳登山口の門が見えてきます。登山口なのに、なぜ門があるのだろう、とても不思議です。これから西穂山荘まで登り、テントで一泊し、明日、西穂高岳に登ります。

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落ち葉のじゅうたんと化した登山道を歩きます。短い秋から長い冬への移り変わり。なぜか、不意に、人生のせつなさがこみ上げてきます(笑)

西穂山荘までの道は展望もなくひたすら登るだけで、面白くも何ともありません。それに、みな飛騨側からロープウェイで登ってしまうせいか、上高地側から登る人にはほとんど会いません。途中、何人かとすれ違ったくらいです。いい加減いやになってきた頃、焼岳方面への分岐を経て、やがて、ひょっこり山荘の姿が見えてきました。
早速山荘で受付を済ませますが、テント場は狭く超満員で、やっとのことで隅にスペースを見つけ、設営完了。4時くらいですが、おなかが減っていたので、味噌煮込みうどんを食べました。食事が終わると、シュラーフに入り、ライトで本を読みながら、そのうち就寝です。花形の北アルプスとあってか、周囲がにぎやかで、なかなか寝られず。それでも、8時を回ると一気に静寂に包まれます。セーターを着てソックスを2枚はいても、寒さがこたえます。

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やがて夜が明け、テント場から、美しい夜明けを満喫しました。山荘に泊まっていた人たちも、歓声を上げています。山荘で朝食のカレーを食べると、重い荷物はテントに残し、軽身になって西穂高岳山頂を目指します。

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山荘から少し上がった高台で振り返ると、山荘のまわりに雲海が広がっていました。

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丸山を過ぎると、次第に岩場が出てきます。シャカシャカ登っていると、やがて「独標」です。独標というのは前衛峰のような意味で、西穂高岳までにはこんな岩塊のピークが13くらいあります。登山の経験が少ない人はこの独標まで、ということで、中高年や家族連れの方たちは多くがここまでで引き返していきます。
せめて独標まで、という人が多いようで、直下の岩壁は一方通行のため大渋滞。手前の丸いコブが独標で、写真では見えづらいですが、独標の頂上も人があふれています。
頂上では人ごみを掻き分けるように先を進みます。独標下はけっこう急な下りがあり、ガイドブックや山荘のHPには、ここで手こずるようなら引き返しなさいとか書いてあるのですが、なんでこんなところで手こずるのだろうという感じで、シャカシャカ下りてしまい、先に進みます。

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次々と現れるピークを越えていきます。

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途中、まるまる太った鳥に出会いました。よく見かける雷鳥ではないようです。人を恐れる様子はまったくなく、カメラを向けるとポーズをとってくれました。ほとんどカメラ目線です。

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ピラミッドピークあたりまでくると、山頂が近づいてきます。岩屑の歩きにくい急坂を一歩一歩、浮石に注意しながら三点支持で登っていきます。

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そして、2909mの山頂です。穂高連峰にあって3000mに満たない山ですが、360度、見渡す限りさえぎるもののない絶景ですね。航空写真かと思えるほどの高度感です。

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槍ヶ岳が小さく見えます。ここから槍ヶ岳までの縦走路は、一般路としては日本で最も険しいコースのひとつ。いつかは挑戦したいものです。「浮石が多くて気をつかうけれど、天候のよい日に、荷物を軽くして慎重に歩けば大丈夫」とは皆さんがおっしゃることですが、やはり勇気がいります。

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西穂高岳から奥穂高岳へと続く山並み。植物のまったくない、文字どおり岩稜のみの世界。

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眺望を楽しんだ後は、慎重に下山です。山頂直下に少し難しい箇所があって、登りはどうということないのですが、下りはフットホールドが見つけにくく、少し緊張します。特に女性は男性より身長が短い分だけホールドを見つけにくく、鎖の一本でもあれば安心なのに、と思いました。
ここを過ぎれば、あとは気をつけて歩くだけです。独標ではツアー登山の団体さんがいらして、順番待ちで待たされました。見れば、登り待ちの方たちの行列が延々続いています。連休で天気もいいから仕方がないけど、これではいったい何しに来たんだか、わからないですね。

山荘で名物の西穂高ラーメンを食したあと、テントを撤収し、再びもと来た道を上高地へと下山し、上高地温泉ホテルで露天風呂に浸かって帰りましたとさ。
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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