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松本 開智学校

松本といえば松本城と並ぶ代表的建築、開智学校を見に行かないわけにはいきません。松本城から歩くこと10分ほどで、開智小学校の敷地のすぐ裏手に立っていて、素晴らしい擬似洋風建築です。

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1873年(明治6年)の竣工ですから、欧米から来日したおかかえ建築家の作品かと思いきや、そうではなく、松本の大工、棟梁・立石清重という人の設計・施工によるというから驚きです。東京や横浜の建物を見学して回っただけで、これだけのものを築いてしまったのですから、当時の日本の棟梁がいかにレベルが高く、新しい技術に対する対応力があったかがよくわかりますね。明治9年、つまり、明治維新からまだ10年たたずに竣工したのです。ということは、明治4~5年くらいには基本デザインや設計に着手していたことになりますね。すごいことです。

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唐破風の下にエンゼルが舞い、瑞雲の彫刻を施したバルコニーの下には竜の彫刻を配し、 屋根の上には八角形の塔屋が設けられています。 また、輸入した高価なガラスや色ガラスが使用されており「ギヤマン校舎」と呼ばれていました(このくだり、【近代建築散策】様からの引用です)。

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当初は松本市内の女鳥羽川のほとりに建てられ、約90年間にわたって使用されていましたが、氾濫で何度も損傷を受け、昭和36年、河川改修に伴って現在の地に移築されたそうです。かつては教室と寄宿舎がL字形につながっていましたが、現在は教室部分だけが移築されています。

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建具は実に凝った木彫りが施されていて、特に2階の講堂の照明はアール・デコっぽい雰囲気と和の作風が調和して実に美しい仕上がりです。

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階段ひとつ見ても、ディテールは実に精巧に作られています。

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民家の庭先から開智学校を望むの図。これだけの建築が街の景観に普通に溶け込んでいるのがすごいというか。ヨーロッパ的な感覚かもしれないですね。

住所:長野県松本市開智2-4-12
構造:木造2階建・塔屋付・桟瓦葺

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テーマ : レトロを巡る旅
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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