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板井原-日本の原風景が広がる杉源郷

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智頭宿の旧道を北に進むと、国道と合流する手前に「板井原集落入口」の小さい標識。道はだんだん細くなり、奥深い山へと迷路のような道が続きます。行き着いた先は小さな駐車場で、そこから先は徒歩です。歩くこと15分くらいでしょうか、古びた建物の屋根が少しずつ見えてきます。伝統的建築物群保存地区に指定されている板井原集落です。
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智頭宿の賑わいとは対照的に、現代社会から隔離されたかのように、数十軒の集落がひっそりと身を寄せ合うように佇む「杉源郷」。昭和42年にトンネルが開通するまでは、智頭との行き来すら容易ではなかったのです。板井原には平家の落人伝説があります。稲作できる平地が少なく、焼畑や炭焼、葛や麻など林産物の採集や狩猟、養蚕などを生業としてきました。養蚕の最盛期に屋根裏に蚕室を設けるため、母屋を兜造りに改造した家もあります。
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大部分の建物は築50年以上で、中には270年の歳月を重ねたものもあります。
集落内の道は「六尺道」と呼ばれる幅員2m弱の狭い道で、いまだかつてクルマが走ったことはなく、地割りも昔のまま。集落の入口には、御大典記念(大正天皇即位))の消防ポンプ車のある消防団庫があります。100年前の養蚕農家を改築した喫茶店「野土香」では、有機栽培のコーヒーを味わうことができます。
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観光を意識した作り物ではなく、何も手を加えていない本物の光景が醸しだす静かな迫力に圧倒されてしまいます。昔ながらの里山の光景に、言葉を失います。細い路地がくねるように続き、わずかばかりの畑と、伝統的な素材で作られた住居が、林の中に点在しています。あとは写真を見ていただくしかありませんが、限られたファインダーの視界の中だけで伝えられるものは少ない。いつまでもこのままでいてほしいと切に願うばかりです。
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テーマ : レトロを巡る旅
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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