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2010年8月 槍ヶ岳

実に、半年ぶりの更新となります。まことに申し訳ありません。。。ペコリ
というわけで、2010年8月19日(木)~22日(日)、槍ヶ岳に行ってきました。
【日程】
前夜  新島々駅で野宿 
1日目 上高地-横尾-ババ平でテント泊
2日目 ババ平-槍ヶ岳-氷河公園-ババ平でテント泊
3日目 ババ平-横尾-上高地

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平日の金曜日の朝。いつもの週末と違って静かな河童橋です。
背後の山々にはうっすらとガスが。。。
前夜、新島々駅のベンチで、雨音を聴きながらウトウトしただけなので、あくびが出ます。
でも、今日は平たんな道をひたすら歩き、ババ平でテントを設営するだけなので、気楽なものです。

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前日は、テン場のちょい前あたりを除けば登りらしい登りもなく、今日がやっと本番という感じです。朝4時に起床し、簡単な食事を済ませた後、朝5時、テントを出発します。
アタックザックだけの荷物はほとんど背負っている感じがしないくらい軽く、槍ヶ岳山荘までテントを担いで上がっている重装備の皆さんに申し訳ないと思いつつ、どんどん高度を稼いでいきます。5時半には水俣乗越、6時12分には天狗原分岐に着きました。槍の穂先から下山した後、氷河公園を通り、ここで合流するわけです。
雪渓の脇を通り、もう少しで槍ヶ岳が見えてくる頃です。

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槍ヶ岳の全容がやっとのことで姿を現しました!
ご対面の瞬間は感動そのものです。
槍の手前に殺生小屋、さらに上に槍ヶ岳山荘が小さ~く見えています。
あともうちょっとです。
ガイド本には、ここからが長い、と書いてあるのですが。

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荷物の軽い私は、9時前に槍ヶ岳山荘に着いてしまいました。途中、お手洗いを借りに殺生小屋に寄ったり写真を撮ったりしていたのですが。
これから登る人たち、降りてきた人たちでにぎわっています。
空いていれば30分で登れますが、朝はご来光で、登りは1時間半だったとか。
ガスが出ないうちに早速、穂先を往復してきます。

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左が登り、右が下りの一方通行です。が、徹底されてなくて。
登りコースは途中から小槍方面に曲がるのですが、まっすぐ下りコースに進んでしまった人たちもいました。梯子でぶつかっちゃうなあ。

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頂上直下で2本連続する梯子です。でも、別に大したことはありません。
梯子がなかったら登れない垂直の壁ですが、梯子があるおかげでノーザイルでシャカシャカ登れてしまう。この梯子という代物、単純だけどこれほどありがたいものはないですね。
登った後で覗き込んでも、それほどの高度感はなかったですが、ぼくが鈍感なのかな。
いとも簡単に登れてしまった。
岩場というものは、実際には写真で見たほど困難ではなかった、と感じることもままありますね。もちろん、逆のケースもありますが(見た目易しそうだけど逆層で滑りまくる、など)
穂先も、ガスで濡れれば、結構危ないかもしれない
いずれにしても油断は禁物です。

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さすがに槍ヶ岳山頂からは360度の大展望!
さきほどの槍ヶ岳山荘がけっこう下に見えます。

それにしても、標高3000mの稜線に、よくぞこんな山小屋を作った(作れた)ものです。
その努力にはひたすら頭が下がります。
それから、登山道の整備についても。
多くの人たちの目に見えない努力で、安心して登れる環境が維持されているんですね。

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大キレット、滝谷を経て穂高連峰へと続く稜線。いつの日か、ここを西穂高岳まで歩き通すことはできるだろうか。

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表銀座コースに続く東鎌尾根。手前に殺生小屋の赤い屋根が小さく見えます。

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裏銀座コースに続く西鎌尾根。関東の私には、どうしてもなじみが薄くなりがち。休みが取れず長い行程が難しいので、仕方ないです。

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この日は土曜の午前中で、荷揚げのヘリがひっきりなしに飛んでました。山頂にたたずんでいたら、轟音と共にヘリが飛来! 最大650人も宿泊可能なマンモス山小屋ゆえ、下界から幾度となく物資を運んできます。

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下界に下す荷物を受け取ると、一気に飛び去っていきます。荷揚げのヘリを上から見れるというのは感激ですね~
と同時に、奥秩父のブドウ沢で山岳救助隊のヘリが落ちた悲しい事故を思い出してしまった。

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槍ヶ岳山荘のテン場から見た穂先。まさに目と鼻の先です。

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指導標にはハングルも併記されています。
韓国には高い山がないせいか、槍ヶ岳は大人気だと聞きます。
中国人には富士山が人気みたい。このへんは民族性でしょうか。
ざっくり、韓国人はスリル、中国人は征服心(?)
道中、韓国人パーティ(ていうか、ツアー登山)と何度もすれ違いました。
たいてい、20人くらいの集団です。
「こんにちわ」
「アンニョンハシムニカ」
「。。。」
下山中にすれ違ったパーティは、けっこう遅い時間にのんびり歩いてたけど、無事に小屋に入れたのかなあ。

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あいにく雲が出てきてしまったので、氷河公園行はやめにしました。写真を撮ったりメシを食べたり衛星電話で夢中で話してたりして、時間を食ってしまったから、仕方ないです。天狗池に槍が映るあの絶景は、よほどの条件でないと期待できないし。事実、下山途中に、穂先はガスにすっぽりおおわれてしまっていました。でも、ピストン下山は芸がなさすぎなので、少しだけ東鎌尾根を歩いてから、槍沢ルートに降りることにしました。
東鎌を少し歩いて振り返ると、槍沢側とはちがった雄姿が。
見る位置でまったく違った姿を見せるのも、槍の素晴らしさ、なんですかね。

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これが本日のベストショットかな。
ピラミダルでシンメトリーな姿は、いつまで見てても飽きません。

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東鎌尾根から見た、バリエーションルートの北鎌尾根。
一般登山者は立ち入ることができない聖域です。
ここから登ってきたクライマーは、梯子を使わずに、槍の穂先に直登します。
槍の頂上で待ち構える登山者たちから、拍手と歓声が上がるそうです。
この気分、一度味わってみたい。。。でも、無理に決まっている。
殺生小屋には、今年の7月、単独で北鎌尾根に登り、不運にも行方不明になったクライマーの情報提供を呼びかけるポスターが貼られていました。

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この少し先にヒュッテ大槍があります。
ヒュッテ大槍からの眺めは絶景です。
やはり、槍ヶ岳が最も美しく見えるのは、この東鎌尾根なのかな、という気がします。
殺生小屋分岐に戻り、急なガレ場を槍沢へと下りていきます。
北鎌尾根に登った人には、東鎌尾根は舗装道路のように思えるそうです。

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ババ平に帰ってきました。
今日もここで一夜を明かします。
昨日と今日、女子高の登山部が合宿をしていて、とても賑やかでした。

下山中、重装備の登山者と何人もすれ違いましたが、槍ヶ岳山荘のテン場は広くないし、きちんとテント晴れたのかな。殺生小屋まで下ってテント張らなきゃいけなかった人もいたかも。それと、小屋では、翌日の天気予報は曇りのち雨と表示されていました。ちょっと気の毒なような。。。

明日は上高地から東京に帰る、うんざりするような長い行程が待っています。
でも、とにかく天気がよくて、よかった。
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テーマ : 登山・ハイキング
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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