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原発ジプシー文庫版

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文庫本が出ましたね。
「増補改訂版」なので、フクシマを踏まえ、かなり手を加えているものと思います。
まだ見ていませんが、早く買って読まなくちゃ。
多くの方々に読まれることを望みます。
できれば、英語版、フランス語版、ドイツ版、中国語版など、世界中で翻訳されるといいですね。
あと、アラビア語も。
サウジアラビアとか、これから原油は輸出用に回し、国内エネルギーはすべて原発で賄うとか、平気で言っているわけだし。
学校や地域の図書館にも必読書として置いてもらうようにしよう。


加藤登紀子さんの「原発ジプシー」





思いっきり切なくなる。



原発の問題を見ていて,最近は絶望的な気分になる。
一体なんなんだこれは。
まさに,人間が作り出した,人間の手に負えない化け物。
そんな原発に翻弄されながらも,日々,原発の作った電気で元気に,けなげに通勤する私たち。

みんな,どういう気持ちで日々過ごしているのだろう?

話は急に変わるけれど。

人の世には栄枯盛衰がつきもの。
今の日本は,すでに栄華の時は過ぎ,枯れ始めている。
たぶん,皆さんが漠然と感じていて,でも認めたくないと思っていること。
でも,それは素直に受け入れるしかないだろう。
今更じたばたしてもだめなんである。

しかし。

終わりは同時に始まりでもある。
終わることで始まるものもあるのではないか?
終わらなければ,始まりは永遠に訪れない、とも言える。

では,終わりとは何なのか。
何がどのような終わり方をすることで,どのような始まりが訪れるのか。

原発の問題は,暗に,何かが終わりを告げたことを私たちに訴えてきているように思えてならない。
皆さんはそのように感じないだろうか?

何が終わったのか?
何を失ったのか?

さっぱりわからない。

ただ,終わったこと,失ったことがそんなに簡単なものではないということだけは確か。
それはどうやら,とてつもない大きなものなんじゃないか。。。

日本人はあまりにも,「進化」ということを当たり前に考えてきたような。
いつも「進化」していないと気がすまない日本人。
貧乏性というのか何というのか、同じ地点にとどまっていることに罪悪感すら覚えるこの特殊な民族性。

でもさ、進化することで失うものもある。
だったら、逆もあるわけじゃん。
退化することで得られるものもある、と言えないか。
退化と言いたくなければ、逆戻り、でもいい。

技術の進歩があたかも万能のような思い込みを抱いてしまった日本人。
欲しいと思ったものは何でも開発し,製品化してしまう日本人。
そんなこと不可能やと言われたことも,不屈の努力で成し遂げてしまう日本人。
世界から見りゃ,すごい奴らであることには違いない。

でも、それは日本という国全体で見ればの話。
個々の日本人それぞれで見たら、どーなんだろ。
すでに中国人やインド人にお株を奪われつつあるわけで。。。

環境ばかりが劇的に進化していく中で、いつしかハングリー精神を失っていった日本人。

電気に保証された文明とは,「進化」の「結果」だけを謳歌し,ぬくぬくと暮らすためのシェルターみたいなもんではないか,と。
今日のメシにも事欠くという,野生の不安定さから守られて,ただ要求されることをひたすらやっていれば,給料という名の餌が口の中に放り込まれるわけであって。

だから,電気が足りなくなるというのは,日本人にとって,たぶん象徴的な出来事なのだろうな。

これからどうすればいいのか。
それは各人が自分自身と対話するしかない。
人に教わるべきものじゃないのだから。
でも,進化の結果だけを謳歌してきた人間には,自ら考える力すら失われつつあるのかもしれん。


再度。
始まりのためには終わりが必要。
何かを終わらせなければ,別の何かは始まらない。
何をどう終わらせるのか。
あ,別に管政権のことを言っているわけではないですが(笑)。
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ジャンル : 本・雑誌

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