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「ご神木」が狙われる



今朝、風呂からあがったら、NHKで「狙われる『ご神木』」という番組をやっていた。
思わず見た。そして、とにかく驚いた。

四国の各地で、樹齢数百年の御神木が不自然な枯れ方をしている例が増えているという。
周囲の木々は青々としているのに、そのご神木だけが枯れている。
何ともミステリアスな事件?である。

樹木医が調べたところ、枯れた木には、ある共通点があった。
それは、直径1センチ未満の不可思議な穴が数か所、樹木の根元を一周するように開けられていたのである。

この穴はいったい?

研究機関が調べた結果、薬液注入のために開けられていたことがわかった。

穴の深さは約4~6cmくらい。
この深さから、犯人の意図が揉みとれるという。
樹木の表面には、根が吸い上げた水分を全体にいきわたらせる、動物で言うところの血管のような組織がある。
穴から除草剤を注入すれば、除草剤が全体に広がり、上部の枝葉は次第に立ち枯れてしまう。
しかし、樹木の内部に対しては、薬剤の直接的な影響はない。
立ち枯れてはいるけれど、「立木」としての価値に影響はないってことである。
しかも、薬液が中に溜まりやすくするよう、穴は下向きに開けられていた。

いったい誰が、こんなことをするのか?

現在、全国各地で、ヒノキの大木は極端な品薄になっている。樹齢数百年という大木は、探してもなかなか見つからないという。それで、ヒノキの大木は値段がつり上げられ、一本1,000万円とか2,000万円とかのヒノキもあるんだとか。まるで、マグロみたいな世界である。

何に使うのかと言えば、文化財など神社仏閣の修理である。

文化財保護法は、神社仏閣が建立された当時とできる限り同じ材質、同じ樹齢の材で修理するよう、義務づけている。バックにお上が控えている以上、金はいくらでも出る。

それで、悪徳業者が、最後に残された聖域である『ご神木』に目を付けた、ということだ。

立ち枯れが明らかになると、謎の人物が所有者のもとを訪ね、手数料はこちらで負担しますから、山林を売りませんか、などと言い残していったそうだ。こうなると、ますます怪しい。

カネ目的で、意図的に枯らせたのはもう間違いない。
罰当たりなことは承知だったのだろうか。
それとも、発注者から調達を命じられ、背に腹は代えられない状況だったのか。

しかも、である。
薬液注入で枯らす手口は、今に始まったことではない、という。
薬液注入で枯らした木を安値で買い叩き、それを高値で転売する業者もいるのだとか。
枯らされた木であることを知らずに高値で購入した業者は、怒っていた。そりゃそうだろう。
つまり、組織的に行われている可能性が高い、ということである。


グーグルで探してみたら、1年くらい前から、こうした事件が四国など各地で起きていることを知った。

日本の深い静かな、神々の宿る神聖な森で、こんな闇のような世界が広がっていたとは。。。

驚きを隠せない。

こうなると、業者の取締りを強化する、という問題ではないような気がする。
所有者が自分で守ろうとしない限り、森は荒らされていく。
中国資本が、北海道の美しい水源地の森林を購入しているという話も聞く。

大きく考えれば、誰が森を守るのか、という問題に行き着くのではないだろうか。
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