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秩父-夜祭の舞台となる秩父往還の街並み

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右側の珍しい寄棟屋根の建物が、旧柿原商店。大正から昭和にかけて建てられ、絹織物「秩父銘仙」の問屋でした。平成14年に、「秩父ふるさと館ー秩父札所巡礼のやかた」に生まれ変わり、秩父に初めて巡礼に訪れる人のための資料を多数、展示しています。希望すれば、衣装一式を借りて、一日巡礼もできるらしいです。2階には40畳敷の大広間があるほど大きく、秩父夜祭の際には、通り側の1階の格子戸と障子をすべて外し、桟敷席にするという粋な演出がなされます。蔵もきわめて豪壮な造りです。  
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かつての秩父往還には、今も歴史をしのばせる民家が多数残っています。どっしりとして重厚。部分的に電線地中化もなされています。伝建に指定されてもおかしくないような印象。
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秩父は、表通りから一歩入った裏町に、味わいのある界隈が残されています。意図して残そうとしているのではなく、自然体で残っているという感じで、わざとらしさを感じません。一生懸命に美しく修景した街並みを観光客に見てもらおう的な気負いも感じられません。この地方の中核都市であるから、表通りには電気量販店やスーパーなどもありますが、あくまで古い町並みが主であって、量販店などは街並みを壊さない程度に最低限、分散配置されている(という印象を受けます)。秩父に行ったら、ぜひ、裏町を歩きましょう。
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古代より「知々夫絹」の産地であった秩父は、今も秩父銘仙が特産で、「ちちぶ銘仙館」は、その伝統を余すところなく展示しており、今も月に一度、製造ラインを動かしています。線路をはさんで、本館と工場棟が離れていて、写真は工場棟。のごきり屋根の木造建築は、寄棟屋根の本館と対照的で、ともに味わい深く、住宅街の中に隠れるように立っています。
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うなぎ「寿司市本店」。裏町で発見した、実に渋い料理屋だが、現在は営業しているのかどうか。
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豚肉味噌漬の「世界商事」。一歩入った狭い横丁に面しています。建物は大正4年築で、和風旅館のような佇まい。秩父は肉質のよい秩父豚の産地で、昔、イノシシを狩った猟師がその肉を保存するために味噌漬けにした手法を応用した秘伝なのだそうです。秘伝の手作り味噌は、賞味してみる価値ありです。
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「秩父国際劇場」の看板を掲げているが、今は閉鎖され、資材置場として使用されています。閉鎖されたのは1983年というから、もう四半世紀近く立つというのに、未だに現存しているのは、所有者の思いもあってのことでしょう。シャッターには綺麗な絵が描かれています。
ところで、少し横に回って見上げてみると、アールの看板の向こうに屋根が見えますね。正面から見たときは鉄筋コンクリート造と思い込んでいましたが、切妻屋根で瓦葺となると、もしかしたら木造かもしれません。それにしては、非常に大きい建物です。
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というわけで、裏側に回って見て驚きました。裏側は集合住宅になっていて、かつてこの劇場で働く従業員たちが住み込んでいたのでしょうか。今もって、何造だかわかりません。そういえば、浅草にも、同じような映画館があったっけ。かつての映画館建築は現存しないものが多いですが、価値ある建物は多いはず。誰か系統立てて調べてみてはどうでしょう?

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■埼玉県秩父市本町~道生町■
秩父には、飯能市から国道299号線で名栗峠を越えて入るルートと、熊谷から寄居経由で国道140号線で長瀞から入るルートがある。秩父といえば、秩父夜祭である。京都祇園祭、飛騨高山祭と並び、日本三大曳山祭のひとつに数えられるほど。12月2-3日に行われ、豪華絢爛な笠鉾2基、屋台4基が牽引される。無数の提灯をつけた6基の山車が町内を闊歩する様は圧巻だろう(見てみたい)。駅の左側には「秩父まつり会館」があって、現物の坂鉾・屋台を見ることができる。巡礼に行く人は、巡礼の館に立ち寄れば、関係資料がくまなくそろっている。秩父三十四か所観音霊場は、西国三十三か所、坂東三十三か所とともに、日本百番観音に数えられ、全行程は100kmあまり。市内の道では、多くの巡礼者に出会う。
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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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