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吉田久長-農民ロケットと秩父事件の伝統を伝える

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秩父市の吉田久長は、静岡の草薙や岡部、滋賀県の米原などとともに、農民ロケットで知られています。テレビなどでご存知の方も多いのではないでしょうか。龍の昇天を思わせることから「龍勢」と名づけられ、椋(むく)神社の例大祭として、毎年10月の第二日曜日に発射されます。由緒ある椋神社の例大祭で奉納されるもので、立派な「神事」なのです。興味のある向きは境内の碑を読んでください。

マツの丸太を2つに割って中をくりぬき、口径10cmの火薬をセットし、竹たがで締めて筒にします。境内には、なんと龍勢の現物が飾られています。カラフルな布が巻きつけられている竹筒こそ、龍勢なんですね。長さは15mほどで、これを山の斜面に設けた櫓から、口上をあげつつ打ち上げるのですが、先端には、背負い物と呼ばれる唐傘、花火、落下傘などのさまざまな仕掛けが施され、300-500m舞い上がった上空で、流派により個性を競い合います。ただし、失敗することも少なくなく、簡単ではないようです。
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椋神社の境内。秩父地方は舞台が設けられている神社が多いようで。
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椋神社は、秩父事件の際に農民たちが集結した場所。町内には秩父事件に縁の深い場所をめぐるコースが設けられています。
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山あいの小さな集落に突如、登場する洋風建築。旧武毛銀行本店。吉田町は秩父、小鹿野とともに絹や生糸で栄えた街で、この武毛銀行は明治35年に設立され、大正8年にこの本店が完成していますが、そのわずか3年後、秩父銀行に合併吸収されてしまいました。はかない命だったのですね。構造は木造れんが壁で、正面ファサードには白れんがを用いて表情を変えています。秀逸な作品ですが、手前に停められた軽トラ君が何とも。。。。。現在は市の所有らしいが、建物名称を示すプレートは何も付けられていません。
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地酒「秩父小次郎」を醸造する造り酒屋。旧武毛銀行本店の対面にあり、そのコントラストが目を引きます。

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■埼玉県秩父市吉田久長■
現在は秩父市に合併されている。秩父市街から国道299号線で小鹿野方面に進み、泉田で右折する。「道の駅 龍勢会館」が探索の起点となる。この道の駅には秩父事件を再現する「井上伝蔵邸」と、農民ロケットを展示する「龍勢会館」が隣接して建てられており、どちらも必見である。「井上伝蔵邸」は、秩父事件を題材とした映画「草の乱」撮影用に復元されたもので、現在は資料館となっている。椋神社は「道の駅」から1kmほどのところにある。
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