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津軽-本州の最果ての地 その2

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マサカリの形をした下北半島の「柄」の部分を北上し、むつ市を過ぎて、恐山を目指します。次第に山道になるにつれて、恐山らしい雰囲気がじわりじわりと出てきます。外輪山の峠を越えると、目の前に宇曾利湖が見えてきます。周囲は荒涼としていて、人が住んでいる気配はまったくありません。神秘的な雰囲気に包まれています。宇曾利湖に流れ込む川には硫黄混じりの黄色くにごった水が流れ、さあこれからいよいよ恐山という雰囲気を盛り上げてくれます。
こわいもの見たさ、みたいな気分です。

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宇曾利湖から赤い橋を渡ると、すぐに恐山です。比叡山、高野山と並ぶ、日本三大霊山です。
観光シーズンの終わった11月はすでに閉鎖されていて、中には入れませんが、「地獄」の雰囲気はひしひしと伝わってきます。人がいない分だけ、恐山の本当の「凄み」に圧倒されるんですね。
学生の頃、池袋の文芸座で見た寺山修司の映画「田園に死す」の世界そのものでした。
何だか本当に怖くなってきました。すごすごと退散します。

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恐山を後にして、大畑を目指します。途中、小さい木造校舎の小学校を通ります。恐山の雰囲気が脳裏にこびりついていたので、正直いってほっとした気分でした。子供たちの姿は見えませんでしたが、全校生徒は何人いるのだろう。深いノスタルジーを感じます。

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大畑町には、むつ市から、下北鉄道大畑線が通っていましたが、2001年3月に廃線に。すでに線路は撤去されていますが、まだかつての踏切が残されています(陸奥関根付近)。廃線跡というのは、何かせつない気持ちにさせられます。多くの人々を乗せた車両がここを走っていたことを想像するのは難しいですね。

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むつ小川原といえば、原子力。広大な原野に、核燃料サイクル処理施設をはじめとした原子力関係施設や研究機関が並んでいます。荒涼とした雰囲気の中に国家機密の施設が立ち並ぶ風景は、直接見たことはありませんが、ロシアのそれに似ているような感じがします。

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尻屋崎は、寒立馬が灯台の周囲に放牧されていることで知られています。大畑から国道279号線で関根に出て、尻屋崎に向かおうとした私は、延々と続く未舗装の砂利道を見て、呆然としました。結局、尻屋崎行きはあきらめ、国道279号線をむつへと向かいます。北海道を思わせる風景。

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むつ小川原には、湖や沼が多いですね。青森市内に向かう途中の小さい沼のほとりで1ショット。夕暮れ時で、ちょっとだけ幻想的な感じに映りました。街中では、風力発電の風車も回っていました。

■恐山■
青森市内から恐山へは、国道279号線をひたすら北上する。恐山は大畑町の中にあるが、なぜか恐山の部分のみ、むつ市の飛地になっている。恐山から大畑に抜ける途中には、薬研温泉と奥薬研温泉があり、奥薬研温泉は河原に天然の露天風呂がある。
マサカリの「鎌」の部分を一周するには、かなりの距離があるので、行程をきちんと調整しておく。大畑からは、国道279号「むつはまなすライン」で、マグロで知られた大間へ。大間からは、国道338号線「海峡ライン」で、奇岩が続く「仏が浦」へ向かう。水上勉の「飢餓海峡」に出てくる仏が浦は、文字通りの断崖絶壁で、津軽湾をはさんだ津軽半島側からも、よく見える。


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