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田麦俣-消え行く月山麓の多層民家

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多層民家として有名な田麦俣も、今は2軒を残すのみ。手前(左側)の住居が民宿、奥(右側)の住居が見学用、脇にある小さい茅葺は、御手洗いです。
民宿のおかみさん曰く、「昔は、このあたりの民家はすべて、ウチらみたいな茅葺だったけれど、今はもう、たったこれだけになってしまいました」(東北弁→標準語に変換)。
いただいた資料によると、いずれも江戸文政年間の築で、当初は寄棟でしたが、明治に入って養蚕が盛んになり、かぶと型の屋根に改造されました。1階が住居用、2階が下男の住居兼作業場・物置、3階が養蚕作業のための作業のための厨子、さらにその上に天井厨子があります。
4層構造です!

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「旧遠藤家住宅」に入ってみました。当日、雨だった天候条件を差し引いても、内部は暗く、人工照明なしに暮らすことはできそうにありません。2階、3階に上がり、妻側の障子窓を開けると、多少、圧迫感から開放された気分になります。
5m近い豪雪に閉ざされ、ここで一冬を過ごすことを考えると、大変な忍耐が必要かも。雪解けの季節の訪れを感じる時の感動は、いかばかりかと思いますね。
2年連続の豪雪で、5月というのに、根雪となった残雪に囲まれています。この屋根に数メートルの雪が積もったら、雪下ろしなどまず不可能。雪の重みに耐える骨組みを作る以外にありません。この多層民家は、豪雪地で生き抜く術を身に着けた先人たちの知恵の結晶なのでしょう。

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旧遠藤家の3階は養蚕に用いられていました。煤けて黒ずんだ、合掌造のようにダイナミックで頑丈な骨組。

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そり。今でも現役で動かせそうなくらい、精巧にできています。

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■山形県東田川郡朝日村大字田麦俣字七つ滝■
国道112号(月山道路)で月山を目指す。現在は山形自動車道の未開通区間は月山-庄内あさひ間を残すのみとなっており、山形方面からは月山まで高速で一本である。だが、神秘の山、月山はやはり、一般道を行くのがよい(といっても自動車専用道路並みに整備されている)。
竣工した月山ダムを超えると、やがて田麦俣への分岐の表示が出る。この道こそ、かつての六十里越街道である。田麦俣は街道の宿場でもあった。狭い急な坂道を一気に降りていくと、やがて斜面にへばりつくように立っている2軒の多層民家が見えてくる。
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テーマ : レトロを巡る旅
ジャンル : 旅行

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豪雪(越後中里駅)豪雪(ごうせつ)は雪による雪害のうち、程度の著しいものを呼ぶ。豪雪の定義は存在せず、災害の程度が著しい場合に気象災害名としても用いられる。雪自体による災害や雪崩、洪水などを引き起こす。積雪が数mを超え、生活に支障をきたす。.wikilis{font-s

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