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米沢-生活空間に息づく茅葺の武家屋敷

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城下町米沢の近郊、米沢興譲館高校からJR南米沢駅にかけての界隈は、かつて武家屋敷街だった地域です。今でもタイムスリップしたかのような一角が各所に点在しています。
たいてい、武家屋敷は文化財としての保存対象であって、このように日常生活の場として都市部近郊の景観に溶け込んでいるケースは多くはないと思います。いかにも生活臭に満ちているのに引力を感じ、足が自然に引きつけられていきました。

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ブルーシートによる簡易車庫とか、後から付け足した増築部分などが、伝統的な茅葺屋根住宅と日常生活の何ともアンバランスな印象を与えます。昭和30~40年代、このような光景は日本各地に見られたことでしょう。近くには、無人化して朽ち果てた民家も散在していました。これらの武家屋敷がそういう運命をたどらないことを祈るばかりです。

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武家屋敷街は表通りから奥に入ったところにあります。写真を撮っていたら、「米沢には他にもっといいところがあるだろうに、どうしてこんなところ撮っているのか?」と電気工事屋のお兄さんに尋ねられた。確かに観光客が来るところではありませんが、人知れず佇んでいるところがいかにも通好みというか。。。質実剛健で飾りりっ気のない茅葺住宅。武家の生活は貧しく、住居の裏に広がる畑で農作物を栽培していたそうで、それは現在も基本的に変わっていないように感じます。

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米沢から白布峠に向かう途中で見た、曲がり屋の農家。質素な武家屋敷とは対照的にどっしりとした重厚な構えで、規模も大きく、背景の山々と見事に溶け込んでいます。まさに里山の風景です。

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白布温泉は、「奥羽三高湯」のひとつに数えられ、山形・福島県境の険しい山中に開かれた秘湯です。白布温泉は峠の山形寄りに位置し、かつては西屋・東屋・中屋という3軒の茅葺屋根の旅館が並んでいましたが、2000年に火災により東屋と中屋が消失し、西屋だけになってしまいました。10年前に通ったときは、その勇姿をこの目で見ることができたのに。。。写真は撮らなかったのですが、今でもその風景を思い出せるような気がします。2年前に来たときには無残な更地になっていましたが、現在は東屋は近代的な旅館として再建されています。

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■山形県米沢市芳泉町~南原石垣町■
米沢市街から米沢猪苗代線(主要地方道2号)で南下すると、数分で米沢講譲館高校に出る。武家屋敷群は、その背後に点在している。目印はないので、注意深く走らないと見過ごしてしまう。
さらに南下し、船坂峠を越え、山中の道をひたすら走り続けると、やがて白布温泉に出る。白布温泉で熱い湯を浴びた後は、いよいよ白布峠越えである。米沢猪苗代線の西側を併走する大峠経由の国道112号線は、大峠トンネルの開通によって、冬季の通行がはじめて可能になったが(旧道の大峠は現在は閉鎖されている)、白布峠は今でも険しい難所で、急勾配のヘアピンカーブがこれでもかとばかりに続く。訪れたときは、激しい濃霧で10メートル先の視界も確保できなかった(晴れていれば抜群の眺望が得られる)。やっとのこと平地に降りると、そこには裏磐梯の高原とペンション群が広がっていた。
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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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