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鉛温泉-藤三旅館

岩手花巻南温泉峡 鉛温泉藤三旅館

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花巻市から豊沢川沿いに進む。鉛温泉は花巻南温泉郷の一番奥にあり、藤三旅館は一軒宿。旅館部と自炊部で玄関が分かれている。手前の坂の上からみたところ。

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向かって左側の「旅館部」に下り、木造3階建の古風な建物の玄関を見上げる。

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こちらは向かって右側の「自炊部」の建物。玄関、建物、温泉は、旅館部とは別になっている(一部の浴槽は旅館部と共用)。中には売店があり、必要なものは何でもそろう。長逗留の湯治客の人たちが、水場で炊事や選択などの作業をしている。花巻温泉には、他にも湯治向けの温泉宿がいくつかある。

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昭和16年建築のケヤキ造り3階建。ラッキーなことに、3階の川側の角部屋という、宿で最もいい室に通していただいた。室の二面に廊下と開口があり、建具はすべて木製のまま。虫が異常発生しているとかで窓は開けられなかったが、それでも清流のさわやかな音が一晩中絶えることはなかった。実に心地よいBGM。「何もしないでいる贅沢」を心行くまで味わえる至極の時間。

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障子の透かし彫りが、うららかな秋の陽光に浮き上がる。かつて田宮虎彦は、この藤三旅館の玄関上の3階山側の室に1か月のあいだ長逗留し、鉛温泉を舞台にした小説「銀心中」を執筆した。今でも「田宮虎彦の泊まった部屋」として人気がある。

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廊下と同様に、赤い絨毯が敷き詰められた階段。長い年月で磨かれた手すりは黒光りしている。

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「白猿の湯」は鉛温泉の象徴ともいうべきもの。2層吹抜の大きな空間で階段を伝って下に下りる。浴槽は深く、130cmくらいはあろうか。底には玉砂利が敷かれていて、立って入浴する(写真は公式ウェブサイトから)。今から約600前、ここの温泉宿主、藤井家の遠祖が高倉山麓でキコリをしている時、岩窟から出てきた一匹の白猿が、カツラの木の根元から湧き出す泉で手足の傷を癒しているのを見た。これが温泉の湧出であることを知り、一族が天然風呂として用いるようになった。そのため「白猿の湯(俗名 桂の湯)」と呼ばれるようになったとか。

所在地 岩手県花巻市鉛字中平75-1

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テーマ : レトロを巡る旅
ジャンル : 旅行

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古民家での晴耕雨読な暮らしに憧れる軟弱な熊谷都民。

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